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今後ともよろしくお願いいたします|意味・使い方・言い換え・ビジネスでの活用方法を徹底解説

ビジネスメール、社内外の連絡、取引先とのご挨拶、日常会話まで、あらゆる場面で頻繁に使われる「今後ともよろしくお願いいたします」。
継続的な関係や今後の協力を願う気持ちを丁寧に伝える、日本語ビジネス敬語の代表的なフレーズです。

  • 「“今後ともよろしくお願いいたします”って実際どんな意味?」
  • 「どんなタイミングや相手に使うのが自然?」
  • 「硬い印象や定型文っぽさを避けるには?」
  • 「類語や言い換え、英語表現も知りたい」
  • 「誤用や注意点はある?」

この記事では、「今後ともよろしくお願いいたします」の意味・定義、使い方や例文、言い換え・類語・英語表現、注意点や誤用例、ビジネスシーンでの応用パターンまで徹底解説します。
伝わる“ひとこと”で、信頼感や好印象をアップさせましょう。

目次

今後ともよろしくお願いいたしますの意味・定義

「今後ともよろしくお願いいたします」とは、今までのお付き合いに感謝しつつ、これからも引き続き関係性を大切にしたい・協力をお願いしたいという気持ちを伝える敬語表現です。

  • 「今後とも」…「これからも」「引き続き」の意味
  • 「よろしくお願いいたします」…「ご協力・ご支援・お力添えをお願いします」の丁寧な依頼

主な使い方・ニュアンス

  • 新規取引・プロジェクト開始時、異動や転職・担当変更時のご挨拶、締めのひとことに
  • 取引先、顧客、社内外の誰に対しても違和感なく使える万能敬語
  • 「変わらぬご愛顧を」「これからも良いお付き合いを」などの意味合いを含む
  • 日常メール・ビジネスメール・口頭挨拶・年賀状など幅広く使える

例文

  • 「今後ともよろしくお願いいたします。」
  • 「引き続き、今後ともよろしくお願いいたします。」
  • 「これからも変わらぬご支援を、今後ともよろしくお願い申し上げます。」

今後ともよろしくお願いいたしますの使い方・例文

「今後ともよろしくお願いいたします」はどんな相手にも使える万能フレーズですが、
状況や前後の文脈でニュアンスや印象が変わります。
シーンごとの具体的な使い方・例文を紹介します。

1. 初回のご挨拶・自己紹介・取引開始時

はじめまして。今後ともよろしくお願いいたします。
本日より担当させていただく○○です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2. 異動・転勤・担当者変更の連絡

このたび△△部署へ異動することとなりました。今後とも変わらぬご厚情を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
新担当の○○です。前任者同様、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

3. メール・チャット・書面の結び

お手数をおかけしますが、今後ともよろしくお願いいたします。
ご確認のほど、今後ともよろしくお願いいたします。

4. お礼や感謝とセットで

いつもご協力ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
ご多忙のところご対応いただき、感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

5. シーン別使い方まとめ

シーン例文
初回挨拶はじめまして。今後ともよろしくお願いいたします。
異動・転勤今後とも変わらぬご厚情を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
メール結びお手数をおかけしますが、今後ともよろしくお願いいたします。
感謝の後いつもご支援ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

今後ともよろしくお願いいたしますの言い換え・類語・英語表現

「今後ともよろしくお願いいたします」には、よりフォーマルな表現や柔らかい言い換え、英語での類似表現も多くあります。
伝えたいニュアンスや関係性、場面に応じて使い分けましょう。

主な言い換え・類語

言い換え・類語ニュアンス・使い方
これからもよろしくお願いいたしますややカジュアル・親しい間柄にも
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう取引先・顧客・店舗向けなどフォーマル
引き続きよろしくお願いいたします継続的な取引や案件に
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします目上・上司・取引先への依頼やご挨拶に
末永くよろしくお願いいたします長いお付き合いや関係を強調したい場合
変わらぬご支援をよろしくお願いいたしますサポートや支援を依頼する際に
何卒よろしくお願いいたします強調したい、特に丁寧にお願いしたいとき
ご愛顧賜りますようお願い申し上げますお客様・取引先へのフォーマルな通知や案内

使い分け例

  • ご指導ご鞭撻のほど……目上・上司・師匠的な存在へ
  • 変わらぬご愛顧を……店舗・サービス利用客や取引先へ
  • 末永くよろしく……長期的な関係をアピールしたい時

英語表現

「今後ともよろしくお願いいたします」を英語で表現する場合、
“引き続きの協力や関係を願う”フレーズがよく使われます

日本語例文英語表現例
今後ともよろしくお願いいたします。I look forward to working with you in the future.
引き続きよろしくお願いいたします。Thank you for your continued support.
これからも変わらぬご支援をお願いいたします。I appreciate your continued assistance.
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。I would appreciate your continued guidance and support.
末永くよろしくお願いいたします。I look forward to our long-lasting relationship.

よく使う英語フレーズ

  • I look forward to working with you.
  • Thank you for your continued support.
  • I look forward to our continued business.
  • I appreciate your continued partnership.
  • I look forward to your continued guidance.

今後ともよろしくお願いいたしますを使う際の注意点・よくある誤用

「今後ともよろしくお願いいたします」は便利な表現ですが、使い方次第で“定型文・形式的・意味不明”と受け止められることもあります。
下記のポイントに注意しましょう。

注意点

  1. 前後の文脈で「何をよろしく」なのか明確に
    • 例:「ご確認のほど、今後ともよろしくお願いいたします」(資料確認の協力をお願い)
    • 何についての協力・支援なのか補足があると丁寧
  2. “今後”が始まるシーンで特に効果的
    • 新規取引・担当者変更・プロジェクト開始・転職や異動・初メールなど
    • 既存関係の“継続”にもOK
  3. 多用しすぎると定型文・おざなりに見える
    • 必要に応じて言い換え表現や具体的なお礼・お願いも入れる
  4. 口語では「今後ともよろしくお願いします」もOK
    • ただし「お願いいたします」のほうがフォーマル
  5. 直訳英語はNG。「Please treat me well」などは不自然

よくある誤用・NG例

  • 意味が伝わらないまま連発する
    • ×「今後ともよろしくお願いいたします。」だけ(要件や背景も合わせて記載)
  • 親しい間柄・プライベートで堅苦しく使う
    • カジュアルな関係では「これからもよろしく」などが自然
  • 口頭で乱用・語尾だけで終わる
    • 軽く聞こえることも

Q&A

「今後ともよろしくお願いします」と「お願いいたします」の違いは?

「お願いいたします」がよりフォーマル。「お願いします」は口語やカジュアルな場でも使える。

どんな相手にも使っていい?

社内外・目上・同僚・顧客など誰にでも使えるが、必要に応じて“ご指導ご鞭撻のほど…”等も使い分けると◎。

ビジネスシーンでの活用例・応用パターン

「今後ともよろしくお願いいたします」はあらゆるビジネスメール・挨拶・文書で活躍する“締めの定番フレーズ”です。
下記のような場面で効果的に使いましょう。

1. 新規取引・ご挨拶

本日よりお世話になります。今後ともよろしくお願いいたします。

2. 異動・転職・担当交代の連絡

このたび△△部署へ異動となりました。今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

3. プロジェクト開始・継続

新プロジェクトの開始にあたり、今後ともご協力のほどよろしくお願いいたします。

4. メール・報告書の締め

お忙しい中、ご確認いただきありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

5. シーン別応用例

シーン具体例文
新規挨拶はじめまして。今後ともよろしくお願いいたします。
異動・交代今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
案件継続引き続き今後ともよろしくお願いいたします。
メール締めご対応いただきありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

まとめ

「今後ともよろしくお願いいたします」は、今までのお付き合いへの感謝と“これからも良い関係・ご協力を”という思いを、丁寧かつ自然に伝えられる日本語敬語の代表的フレーズです。
正しい意味や使い方、言い換えや注意点、英語表現も理解して、
シーンや相手に応じて効果的に使い分けましょう。

  • 「今後ともよろしくお願いいたします」はどんな相手・場面にも使える万能フレーズ
  • 目的やお願いの内容を添えて使うと、より伝わる・印象UP
  • 言い換えや感謝、お礼表現とセットで活用するとベスト
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